警備業では、日常生活のあらゆる場面で人々の生命、身体、財産を守っています。
警備業は、警備業法により1号業務から4号業務に定義されています。
1号業務 施設警備などを行います。スーパーなど建物での安全を守ります。
2号業務 交通誘導警備や雑踏警備を行います。工事現場周辺や、イベント会場の歩行者、通行車両の誘導を行い、その安全を守ります。人や、車両を的確に誘導できる警備スキルが必要な仕事です。翼が行っている業務です。
3号業務 貴重品運搬、危険物運搬業務です。
4号業務 身辺警備を行います。一般にボディガードと呼ばれているものです。
実際に警備員が実施している業務は、警備業法上の警備業はもちろんですが、警備業法に定義されている業務以外の業務をサービス業務として行っていることが多いです。
お取引先様への提供業務として捉える必要があります。
よりお取引先様にご満足いただける業務を提供する必要があります。
警備のプロフェッショナルとは、警備実務に関して一般の人より知識や経験が豊富であり、些細なことから重大な事案に至るまですべての事情に精通し、いついかなる事態が生じても適切に対応できる者のことをいいます。
警備実務の性格は、やさしく親切であるという「柔」の側面と、厳しく徹底的であるという「剛」の側面を有しています。
交通誘導警備業務においては、警備員が誘導等の指示を行い、通行する人や車両に協力してもらうことによって安全を確保することができます。そのためには、やさしく親切で、礼儀正しい対応が必要ですが、警備員の指示を無視するなど危険な状況を引き起こそうとするものがいる場合には、毅然とした態度で接し、その場の安全を確保しなければならない場合もあります。
「柔」が必要とされる場面では、警備員に人間味あふれる思いやりなどが要求され、「剛」が必要とされる場面では、正確な法律知識と適切で合理的な状況判断に基づく臨機応変な対応が要求されます。
これらを身につけていくには、常日頃からの鍛錬が必要になります。
各種研修を受け、実際の業務に関する経験を積み重ねる事が大事です。
交通誘導警備業務に従事する警備員の一挙手一投足が、人や車両の安全を左右します。
交通誘導警備業務に従事する警備員は、体の向きや手足の動きそのものが、人や車両の通行に大きな影響を与えることに留意して、常に正しい姿勢と要領で合図を行うことが大事です。
手旗(誘導灯)を使用したときの合図の種類と動作は、次のとおりです。
(1)基本の姿勢
①軽くかかとを接し、ひざを伸ばします。
②左右に注目する場合には、頭だけをその方向に向けるようにして、上体をねじりません。
(2)停止の合図
①体を、停止を求めようとする相手の進行方向に正対させます。
②手旗(誘導灯)を垂直に上げた後、ひじや手首を曲げずに軽く左右に振り停止の予告を行います。
③手旗(誘導灯)を肩の高さまで水平に下ろします。
(3)進行の合図
①体を進行させようとする相手方の進行方向に平行させます。
②相手を注視しながら、手旗(誘導灯)を進行させようとする相手方の方向へ、両肩の延長線上に水平に向けます。
③進行方向の安全を確認して、手旗(誘導灯)を水平の位置から反対側の下方約45度の位置まで、ひじや手首を曲げずに下を通って大きく振ります。
(4)徐行の合図
①体を、徐行を求めようとする相手方の進行方向に平行させます。
②相手を注視しながら、手旗(誘導灯)を握った手の甲が上になるように水平に伸ばして、相手方に向けます。
③手旗(誘導灯)の先端を、約15センチメートルの振り幅で、手首だけを使って小刻みに上下動を繰り返します。
(5)後進の合図
①体を後進させようとする相手方の進行方向に平行させます。
②進行させようとする側の手に赤旗、車両の側の手に白旗(誘導灯)を持ちます。
③赤旗を自分の前方にまっすぐ伸ばし後続してくる車両等に停止(又は注意)の合図を継続します。
④進行方向の安全を確認しつつ、白旗(誘導灯)を、進行の合図の要領で左右に大きく下を通って振りながら、相手方との距離を保ち誘導します。
⑤後進誘導を行う位置は、原則として車側より2メートル以上、車両後部から5~10メートル離れた位置で、バックミラーなどにより運転者から見える位置で行います。
誘導の合図が正しくてきれいな警備ほど、運転者からするとわかりやすい誘導です。
現場の大型車の運転者の方などからも感謝していただいたりします。
警備契約とは、お取引先様から依頼を受けて、警備業務を実施することを約する契約です。
警備契約は、請負契約であるとされている場合が多いです。
つまり、警備員と雇用関係にあるのは、お取引先様ではなく、例えば翼であるということです。
警備契約は、おおむね次の手順によって締結されます。
①お取引先様からの依頼
②警備業務対象施設の調査
③警備計画書作成とお取引先様の同意
④警備契約締結
⑤警備業務の実施
現場でご指導いただく時間を極力減らし交通誘導警備業務そのもので最大限使っていただけるよう、必要事項はあらかじめお預かりしスタッフに伝えています。
当日などの急なご依頼にも対応していますので、ご相談ください。
翼にご依頼いただくメリットは、サービス業務でご満足いただけることです。
警備員は、警備業法上の警備業務と、その他のサービス業務を行います。
例えば、工事現場における交通誘導業務においては、出入口周辺の土砂を掃いたり、ダンプカーのタイヤに付着した泥を落とすような作業は、サービス業務です。また、道案内などもサービス業務です。
警備員は、警備業法上の警備業務であるか、サービス業務であるかにかかわらず、警備計画書または警備指令書などに指示されている業務を適切に実施することが重要です。
「(して欲しいことを)してくれる」と、サービス業務の点でもお取引先様に大変ご満足頂いております。
また、小さな事務所であるために、一人一人に教育が行き届いているというメリットがあります。
翼にご依頼いただくデメリットは、翼は小さな事務所で知名度がないことです。
しかし、すでにご依頼いただいているお取引先様からは、料金についてもご満足頂いています。
高品質のサービスをよりよい価格で提供しております。
ぜひご相談ください。